APS工法

大仙工務店

在来工法の合理性・意匠性・防火性・気密性、
金物工法の強度、施工性の良さなどを融合させ進化したAPS工法は木の美しさと強さを兼備えコストも抑えた建築工法です。

提案コンセプト

APS工法の特徴、次のキーワードに快適な住まいづくりの答えがあります。

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埼玉県所沢市民体育館にタイトニックが採用されました。

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世界最大の木造体育館
所沢体育館のメインアリーナに杉のムク材1万本とタイトニック4万個使用した天井

APS工法は、「平成21年度住宅・建築関連先導技術開発助成事業」に採択されています。

住宅・建築関連先導技術開発審査委員会における審査結果を踏まえた、平成21年度住宅・建築関連先導技術開発助成事業の採択課題(新規24課題、継続27課題)は以下のとおり。
※画像クリックで国土交通相のサイトへリンクします。

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住宅等の安全性の向上に資する技術開発(応募件数25件、採択件数20件)

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他の工法との比較表

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品質①「フレームの長寿命化」

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金物の主素材にはダクタイル鋳鉄+鋼を使用し、フレームの長寿命化に配慮しています。
ダクタイル鋳鉄はマンホールのフタ・車のエンジン・ガス管などの過酷な環境下にある公共物や自動車部品に多く用いられている素材で、通常の鉄の数倍の耐久性と強度を誇ります。

品質②「木痩せ対応・仕口のガタつき防止」

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金物工法は金物がボルトナットで接合されている為木痩せするとボルトナットが緩み金 物がガタついてしまいます。
また、APS工法は大蟻仕口で木材同士がしっかり接合されている上、先端のネジリで木材 を直接引き寄せて、中心に穴をあけているので、木痩せにも効果を発揮し施工後の床鳴 りなどのクレームを発生率を低減させます。

品質③「結露・機密性」

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他社金物工法はその仕口形状からどうしても金物が露出し、また仕口に隙間ができています。
この為1Fと2Fでの温度差によって結露する可能性があります。
その為ウレタンや気密テープなどを貼って施工しなければならず、余分な手間と費用がかかります。
APS工法は大蟻仕口があることにより、また金物が木材を引き寄せていることによって 空気の流れを完璧に遮断し結露を防止し、気密性を向上させています。

品質④「断面欠損」(低減率)

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08年許容応力度設計より梁のメス材の低減率の基準を新たに設定。
今後は08基準への移行が考えられます。
08基準施行後もAPS工法なら断面欠損を減らしているので逆に優位に働きます。

新聞紹介記事

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コストパフォーマンス

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他社金物工法は、工場での金物取付により取付費が発生する上、出張った金物の分の運搬コストを無駄に使っています。
APS工法は金物が出張ることがなく積載容量を無駄なく活用できますので金物取付費・運搬コストの増加を軽減できます。

安全性能「火災時の安全性」

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もし火災の時に安全性を確保できるのはどちらでしょうか?
実は、鉄は一見丈夫に見えますが約600℃(火災発生から約5分後)で初期変形が始まり800℃(火災発生から約15分後)で急激に強度が低下し初期強度の約10%程度しか残っていません。
(火災時の安全性を考慮すると現しには向きません)APS工法は蟻があり金物を極力露出させない納まりですので、火災時には木材が炭化し、芯まで火が通るのを防止するため崩落するまでの時間を遅らせることができます。
安全性を考慮したらやっぱり木と木を直接つないでいる新在来工法のAPS工法が最も安全です。

木は鉄より火に強い

木は火に弱いと思っている人が多いようですが、これは誤解です。実際は、木は鉄よりも火に強いのです。
木材は燃やすと表面が炭化し、火が内部まで通りにくくなるので、強度の低下速度が緩やかになります。
一方、鉄は800℃以上の熱にさらされると急激に強度が低下して変形してしまいます。
この理由から、アメリカの一部の州では鉄骨造の校舎の建築を許可していないそうです。
短時間で屋根が落ちるなどの危険が生じ、救助活動が困難になることもあるからです。
こうした特性を考えれば、住宅工法として適しているのは、やはり木材。
とくに、木と木を直接つなぐ新在来工法のAPS工法は、構造体が崩れ落ちるのにも相当な時間がかかるため、その間に落ち着いて避難できるのです。
火災時に金物が直接火に当たるのは問題あると思いませんか?

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燃焼実験画像

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安全性能②「施工時の安全性」

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前述の大蟻仕口を残した仕様により、金物工法の先行ピンの打ち忘れによる梁の落下を防ぎます。
また、工場にて先に金物が取り付けられた状態で搬入されますので金物でケガをする可能性があります。
(右図の囲み部分)

施工性

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APS工法は蟻仕口を採用し在来工法と同じ納まりになっておりますので、初めての大工さんにも馴染みやすく受け入れられ易いです。
また、間違った部品を取り付けると組みあがらない様に設計されていますので大工さんによる施工のばらつき・間違いが起きません。
今後の職人の高齢化に伴う、大工不足を異業種からの参入で(外国人労働者・BIKE)上棟支援出来ます。
煩わしいコーナープレートなどの金物付けが不要で片引きのドリフトピンや柱のパイプなどを工場で取り付けることにより更に施工時間を短縮できます。(有料)

デザイン「梁の意匠性」

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環境性能

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④コストの項でご説明差し上げました運搬トラックの増加は、同時にCO2の排出量も増大させることになります。
(配送台数の削減CASBEE環境負荷基準に有利)

APS工法ならば最近世間で騒がれているCO2排出量削減の取り組みで他社との差別化を図ることができます。
また、施工時にインパクトドライバーの使用が極限まで減らせ、配車台数が減り待機車両の近隣への迷惑・騒音を軽減しています。

まとめ

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在来工法の断面欠損問題、金物工法の防火性・気密性などの問題、2×4工法の間取り制限による将来の拡張性の問題 それら全ての問題をクリアした答えはAPS工法にはあります。

木の風合いを活かす

APS工法は、旧来の伝統工法の接合部を、金物による補強に頼るのではなく、継手・仕口の構造と結びつき自体を強化することにより、合理的に進化させた在来軸組み工法です。

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ASP工法は内臓ピンによる締め付け接合により強固な軸組みを組み上げるので、煩雑な金物補強が不要で、見た目に美しい仕上がりを確保できるとともに、断面欠損の少なさから耐震性も非常に高い構造を実現します。

安心の耐久性

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金物工法のようにあらゆるところに金物が設置されているような乱雑な構造ではないので、建物の気密性・遮音性の確保もしやすく、また、鋳鉄のピン自体は木材に埋め込まれる構造のため、金物露出による結露の問題も少なく、更には、万一の火災時にも強い構造です。

低コストを実現

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APS工法は見た目のシンプルさだけではなく、あらゆる面で低コスト化に有効な工法です。

(1)工事現場での作業簡略化
(2)輸送コストの低減
(3)金物取り付け簡略化によるコストダウン
(4)従来の金物代よりも低コストの材料費
(5)在来工法用プレカット加工機で加工可能

これからは、APS工法を採用することにより、軸組みを露出しても美しい建築を生み出すとともに、金物にかかる材料と手間のコストも削減でき、しいては安定した品質をも実現することが可能になります。